What is vegan cosmetics?
近年、よく耳にするようになった「ヴィーガン」。
ヴィーガン商品も多岐にわたって販売されていますよね!
「環境保全」「動物保護」「健康と美容」こちらの3点から見てみましょう!
英国ビーガン協会によると、ヴィーガンの定義は
「可能な限り食べ物・衣服・その他の目的のために動物の搾取を取り入れないようにする生き方」となっています。
簡単に言うと「動物性の物は排除して暮らす」ということ。
日本ではまだまだなじみがないですが欧米先進国でヴィーガンは
「食・ライフスタイルの選択肢の一つ」として浸透しています。
平たくいうと「ヴィーガンはベジタリアンの中の1種」です。
私たちが普段認識している肉や魚を食べない「ベジタリアン」との違いは大きく分けて2点。
そのため、ヴィーガン生活を送る人は牛革やウール、シルク、ファーなどの動物性素材のものを避ける人もたくさんいます。
また、動物実験されていないヴィーガンコスメなどを使う方も!!
食だけではないところがヴィーガンとベジタリアンの大きな違いです。
では、なぜヴィーガンは「環境保全」「動物愛護」「健康と美容」に役立つのか。
世界で毎秒どのくらいの森林が失われていると思いますか?
なんとテニスコート15面分に相当するそうです!
毎秒ですよ?
たった1秒でテニスコート15面分森が世界からなくなっているんです。そしてその森林伐採の原因の80%は畜産によるもの。
牛って1日に50〜60キロの餌を食べるんです。水も60〜80リットル程飲みます。そのため家畜に与える餌を作るだけでも膨大な土地が必要になります。
家畜を育てるため、与える餌を育てるための農場を作るためにものすごいスピードで森が失われています。
WHOによると、今も世界では8億人以上の人々が飢えに苦しんでいます。
ところが世界中で生産されている大豆の約75%が牛、豚、鳥、養殖の魚に与えられています。
計算上では、今家畜に与えている大豆などの餌をそのまま人間に与えれば世界の食糧危機問題は解決すると言われているほどです。
ジョークのような本当の話ですが「牛、羊やヤギが、げっぷやおならとしてメタンガスを放出していて地球温暖化を加速させいる」
えぇーーー??どういうこと?!って感じなんですが・・・
このメタンガスは二酸化炭素の25倍以上の温室効果を持っているんだそうです。。。
嘘みたいな本当の話。
とある研究では「ベジタリアンの食事にすると63%、ビーガンの食事にすると70%、温室効果ガスを削減することができる」と言われています!
あまり詳しく書くと悲しくなってしまうので簡単に書きます。
今、世界中で毎日2億匹の動物が殺されていて、魚を含めるとこの数は30億匹にものぼります。
この数字を見ただけでも悲しくなりませんか??
すべて私たちの血肉になっていればいいのですが、、、
例えば・・・オスのひよこは卵を産めないため、生まれてすぐに処分されてしまうんだそうです。
子牛は生まれてすぐママのお乳が飲めないまま引き離されてしまう。
野生なら年間5~6個しか卵を生まない鶏も品種改良され300~500個産むなどほんの少し聞いただけでも涙が止まらなくなりました。
植物由来の食事だけで大丈夫なの?栄養面は??
逆に健康に悪そう・・・と思う方もいると思います。
結論から言うと
野菜類、果物、きのこ類、いも類、豆類、穀物などの植物性食品に限定しても、
体に必要な5大栄養素や食物繊維、ミネラルなどをバランス良く摂ることは可能です!
ただし!
動物由来のものを食べないヴィーガンは、タンパク質が不足しがちになるため、それを補うために豆類をしっかり摂ることが重要。
ヴィーガン食を続けて
・肌がツルツルになった
・吹き出物が出にくくなった
・メイクのりが良くなった
・汗がさらさらになった
などと感じる方が多いようです!
近年、注目を集めてきているのが「ヴィーガンコスメ」
「動物由来成分不使用」「動物実験を行っていない(クルエルティーフリー)」が必須条件!!
よくオーガニックコスメと混同されがちですがオーガニックコスメは化学成分を極力排除し、
自然由来の成分、もしくは有機栽培した植物等の成分で作られたコスメのこと。
ヴィーガンコスメは植物性の原料を配合しているため、お肌に負担をかけずに健康的な肌質を目指すことができるメリットがあります。
今回、ヴィーガンスキンケアとして「ヴィーガリアン スキンローション」を発売します!!
ヴィーガリアンとはヴィーガンを実践する人をイメージして名付けました!!
食から取り入れるのは難しそう・・・でも
環境のため、動物愛護のため、美容のため始めてみたい!!
そんな方のきっかけにしていただけたらうれしいです♪
サスティナブルなコスメへの関心の高まりとともに注目を集めるようになってきたヴィーガンコスメ。
肌、そして動物へのやさしさにも配慮したコスメを、日々のライフスタイルにとり入れてみてはいかがでしょうか。